自己肯定感向上セラピー

やさしい声とことばで、心の土台を整える時間を。

LV1(まゆ)― このままお眠りください

LV1 (VOICEVOX:春日部つむぎ)

LV1 (VOICEVOX:四国めたん)

LV1 (VOICEVOX:春日部つむぎ)ショートスタイル

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自己肯定感とは、現実と向き合うための“心の土台”

「自己肯定感」という言葉を耳にする機会が増えました。SNSやビジネス書籍の中では、まるで魔法のように使われることもあります。

「自信がある人=自己肯定感が高い」
「自分が好き=自己肯定感がある」

しかし、こうしたイメージが一人歩きすることで、本来の意味が薄れてしまっているのが現状です。

本当の自己肯定感とは、表面的なポジティブさや、自分を特別に思い込むことではありません。

それは、もっと静かで、もっと深いもの。

「私はここにいていい」
「できても、できなくても、私は私でいい」

そうした“存在への許可”の感覚です。

自己肯定感は、「評価」とは別のもの

自己肯定感が高い人は、自分に自信がある人――と誤解されがちですが、それは「自己評価が高い」だけかもしれません。

自己評価とは、自分をどう判断しているか。できた/できなかった、成功した/失敗したといった、いわば“状態の記録”のようなものです。

でも、それと自己肯定感は違います。

自己肯定感とは、評価がどうであっても、「それが今の私」と受け止められる力です。

「うまくいかなかった私」「まだできていない私」でも、それを否定せずに、ただ受け入れる。そこに、自分の価値を見出す力。それが自己肯定感の本質です。

つまり、
評価には高いも低いもない。評価は評価。肯定感は、評価とは別軸にある。

「努力しなくていい」とは違う。「向き合うための準備」こそが自己肯定感

「そのままの自分でいい」という言葉に対して、
「じゃあ努力しなくていいってこと?」と捉えられることがあります。

けれど、それは大きな誤解です。

自己肯定感とは、「変わらなくていい」という意味ではありません。
「変わるために、自分を一度受け入れる」こと。

今の自分を責めたり否定したりしたままでは、
本当の意味で前に進む力は生まれません。

だからこそ、まずは“そのままの自分”を受け入れることが必要なのです。

それは甘やかしではなく、現実と向き合うための、
鏡をまっすぐ見るための「心の土台」を整えるプロセスなのです。

「鏡を見ない」のではなく、「鏡と向き合う準備をする」。
これが、自己肯定感を高めるということです。

まずは、ここから始めてみてください

「自分なんて…」と感じる瞬間が、もし少しでもあったなら。

このセラピーは、そんなあなたのためにあります。

静かな言葉の中で、
少しずつ、自分自身との関係を取り戻していく時間を過ごしてください。

それが、やがて大きな変化の始まりになるはずです。